お祭りが無くなった今テキ屋が語るコロナ禍

テキ屋の「親分」が語るコロナ禍 自粛期間中は収入〝ゼロ〟 祭りも次々中止

まん延する新型コロナウイルスはこの夏の祭り囃子を遠い存在にしてしまいました。感染拡大防止のためやむを得ないことではあるけれど、そうなると気掛かりなのは「テキ屋」さんとも呼ばれる露天商たちの存在。商売の場を失い苦境に立たされているのだろうと想像はするが、当事者の声が取り上げられることは少ないのです。

「夏祭りの後も10月いっぱいは大きな祭りは全部中止。この状態が正月まで続いたらどこまで耐えられるのか…」。苦悩は深まる一方だと。

出典写真(以下全て):写真AC

そもそもテキヤ(的屋)って??

的屋(てきや)は、縁日や盛り場などの人通りの多いところで露店や興行を営む業者のこと。祭りや市や縁日などが催される、境内・参道・門前町において屋台や露店で出店して食品や玩具などを売る小売商や、射幸心を伴う遊技として射的やくじ引などを提供する街商や、大道芸にて客寄せをし商品を売ったり、芸そのものを生業にする大道商人(だいどうしょうにん)などが含まれる。「当たれば儲かる」ことから的矢に準えて言われるようになった言葉である。

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

こんなに違う、「テキヤ」と「ヤクザ」

テキヤは業態が移動であり、様々な人間が入ってきます。知ってるテキヤにも、ガテン系元公務員や農村の力自慢の若い人がいたりしました。しかし、稀に在所を追われたヤクザも来るらしいのです。求人誌の応募者がヤクザの場合は「どこそこの何某が、当方の世話になりたいと来ているが、そちらのお身内だった方ではないか」などと、電話で身元確認を行うんですって。黒字破門か除籍程度で、かつ先方の親分さんが、「何某は、いまは当家とは関係の無い者です。在所の誰それ親分さんにはご面倒掛けますが、よろしゅう・・・」などと言ってくれたら、身柄を引き受けるらしいのですが、ヤクザとして重大なマチガイをやらかして、赤字破門や絶縁と判明した場合は、テキヤでも引き受けないのです。

警察も黙認しているテキヤ稼業

テキヤはヤクザか――結論から言って終わっては身もフタもないが、溝口敦氏の『暴力団』(新潮新書)によると、その点につき、以下のように書かれています。

「人気の映画『男はつらいよ』の寅さんこと、車寅次郎は暴力団の組員なのでしょうか。テキ屋が彼の稼業ですから、今の法律では確かに暴力団に分類されます・・・まじめに街商をやっている人たちを、一律に暴力団とみなして祭礼の境内などから追い払えば、お祭りだって楽しくなくなってしまう、という声はとても多く、地域によっては警察も見て見ぬ振りをしているのです」と。

この意見は、自分も納得するところである。実際、縁日の雑踏を、これでもかという威圧的な人数で、警察官がパトロールしていたが、テキヤの方が挨拶をしても、返事を返されたためしがない。

こうした傾向を象徴する出来事が、朝日新聞の記事になっていた。代々木公園の平日(ヒラビ=常設屋台)摘発である。この出来事は、暴排における当局の本気度と、異例とはいえ、テキヤの肩身の狭さを象徴する出来事であった。

代々木公園(東京都渋谷区)の占用許可を都から得ている常設の屋台を警視庁が調べところ、全7店舗の出店者計7人について指定暴力団極東会系の関係者と分かったとして、同庁は28日、東京都に連絡した。都は出店者に聞き取りし、占用許可の取り消しを検討する。7店舗のうち3店舗は現在営業していない。都によると、都立公園で営業中の屋台に関し、暴力団の関与を理由とした占用許可の取り消しは極めて異例だ

 朝日新聞のデジタル版より

同様の取り締まり強化が、他所の地域に飛び火しないことを祈るばかりです。テキヤへの締め付けは、誰にとっても益がない。たとえば、自分の生活する北海道でもいろいろな祭りがある。こういったイベントも、数年前からテキヤの屋台が姿を消し、素人の飲食ワゴンが台頭してきている。結果、祭の殷賑が半減し、道産子も「なんか近頃のまつりはさみしいぃね」という声もある。

縁日のルールの根底には親分の顔がある

日本の原風景を継承してきた縁日の仕掛け人「テキヤ稼業」の陰には、その祭りを支える親分と、若い衆の並々ならぬ苦労があると聞く。露店で食中毒を出さないため、調理プロセスや衛生管理に目を光らせるのは、親分の務めである。縁日の後の掃除――参道に輪ゴムの一本落ちていないように境内を掃き清めるのも庭場を仕切る一家の責任である。

テキヤの商売には、それなりのルールがある。そのルールの管理人は、庭場の親分である。親分の顔にかけて、庭場の若い衆も身体を張ってその秩序を保つし、旅人も在所の親分の顔に泥を塗るようなことはしないよう、自前の若い衆を戒めるのである。

たとえば、フライドポテトとして割られた場所で商売を始めたとしよう。この稼業人は考えるかもしれない。「折角フライヤーがあるのだから、アメリカンドッグもできるし、唐揚げもできる。よっしゃ、一石三鳥」と。そうすると、近隣のアメリカンドッグ屋や、唐揚げ屋から苦情が出る。しかし、直接、文句を言うと喧嘩になる恐れもあるし、そうなったら、庭場の世話人に迷惑を掛けるから、とりあえず本部事務所にケツを持ち込むのだそうです。

すると、親分は、若い衆にナシ(話)をつけて来いと命令する。早速、若い衆が一石三鳥の店主を諭して、フライドポテトに専念してもらうという寸法。日本人でないとこうした道理が分からないでしょう。だから、外国人の経営する露店が、縁日では見掛けられないのかもしれませんね。

縁日とテキヤ

寺は、その祀る本尊の縁(ゆかり)の日に法会を催す。すなわち、縁日であります。そこから一般の人は、夜店・昼店の出る法会を「縁日」とよびならわすようになりました。神社もまた、祭神のゆかりで、時を定めて祭祀を行います。年に一回のものもあれば、春秋のものもあります。夏は一般的に多い。これらは例祭(たかまち)で、ほかに大祭があるのです。

こうした寺社における法会、例祭には人が集まるから、参詣に往復する人を当て込んで、露店が並ぶようになったのです。参詣に来た人がお参りし、お賽銭をあげ、神籤を引く。帰りには露店で喫食し、子どもの玩具を買う。これで、寺社の側と、テキヤの側とが共に儲かるという計算なのです。さらに、寺社側は、テキヤからショバ代(場所貸し代金)を、奉納という形で取るわけだから、いい商売ですよね。電気代も三寸一台あたりでいくばくかの代金を集めていたが、これについては、テキヤ側と寺社側の取り分がどうなっているのか、自分は知らないですが。

祭りでの定番&変わった屋台

毎年変わった新商品も出てきますよね。歩く人がそれを持っているので自分も欲しくなります。宣伝効果抜群です。祭りが終わるとやはり買ったことに少し後悔しますが。。

https://twitter.com/aokimisako/status/933293696342155264?s=20

まとめ

いずれにせよ、テキヤとヤクザの関係とは、自分が知る限り、今回の紹介記事に書いた程度です。威勢のいい祭の担い手は古今東西テキヤでした。テキヤは商売をしてナンボの稼業人であるし、雰囲気作りの達人だと思っています。シャブの売買や闇金などで違法にシノいでいるわけではない。したがって、テキヤを暴力団のうちに数えることには納得ができないのです。日本人の心の深奥に残る縁日を風化させないためにも、当局には「見て見ぬ振り」の姿勢を踏襲して頂きたいなあ、なんて思ったりもしています。

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